2019/03/10
ボートショーのお話、その2は、船外機の性能を発揮させるアイテムもご紹介していきますね~!
☆BOB’s MACHINE SHOP JAPAN
ボブスマシンでは船外機をより効率よく走らせるためのアイテムを作っているアメリカの会社です。
ボブスの代表的な製品はお馴染み、「ハイドロジャックプレート」
船外機をトランサムより4インチから最大12インチセットバックさせて取付て、油圧で船外機を上下させることで速度域に応じてベストポジションでボートを走らせることができる装置です。
ボブズマシン社製油圧ジャックプレートはハイパーフオーマンスはもとより燃費効率、シャローフィシング、耐久性、操作の容易さ等他社品の及ばない優れた特徴を備えバスボート、ベイボート等アウトボード業界では定評ある製品です。
米国Trailer Boats社がBobs Machine Shop製のセットバック幅6インチの油圧ジャックを下の3隻の船に取り付けて装着の有無でどのような差が出るかテストを実施。
テストの結果ジャックプレートはスピード、燃費、加速性、シャローフィッシング、プレーニングの面で優れていることが実証された。
最大の効果を出すポイント
エンジンがより後ろにセッテイングされるとロアーユニットやプロップが船に対しより大きいモーメントを与えるのでより強いトリム効果を生み出す。
エンジンをより高くセッテイングするとロアーユニットの水抵抗がへるがトリム効果は減ずることになるので常にプロペラの位置が水面下最適位置にエンジンの高さの調整が必要。最大のパーフォーマンス効果を得るためにはエンジンの高さ、トリム位置、プロペラの選択が課題。
(参考文献 TRAILER BOATS 2009, APRIL EDITION. www.trailerboats.com)
上記の様なテスト結果が実証しているように、船外機の水に浸かっているロアーユニットは推進装置でありながら、そのものが水に対して大きな抵抗となっています。その抵抗をいかにして減らして推進力の効率を高めていくかを追求した製品がジャックプレート。
メーカーから出荷された状態での船外機の取付高さは、セオリーに沿ったもの。どの速度域においても無難に走ることは可能ですが、ベストのパフォマンスを発揮できるかは別の話。
離着岸時など舵効きを最大に必要とするシーンや発進時などでは一番低い位置にセットして水の抵抗を最大に活かさないと思うように船は動きません。
しかし中速域から高速域へと速度が増すに連れ、ボートの接水面が減っていくので水の抵抗をかなり嫌います。この時には必要に応じてエンジンの高さを上げていくことで抵抗を減らして効率よくボートを走らせることができるのです。
効率が良いというのは結果的に燃料消費に最も関わってくるんです!!
海のボートのオーナー様のほとんどがエンジンの取付高さやトリム角に対して頓着無い方が多く感じられます。
しかし、せっかく高性能なエンジンを取り付けたのにも関わらずポテンシャルを最大限に活かせてないのは本当にもったいないように思えます!!
もちろん当店所有のカロライナスキッフにも装備されてるジャックプレート。
24フィートの船体を30ノット以上のスピードで、比較的小さい115馬力のエンジンで走らせることができるのはジャックプレートを装備し、その恩恵を最大に活かしているからこその結果なんですよ!
ジャックプレートを装備したらもっともっとパフォーマンスが上がるなぁ~って思わされる国産ボートも本当にたくさんありますね!
ボブスマシン社製品はこの他にもたくさんのアイテムが揃っています。ボートのパフォーマンスを最大限に活かすアイテム、大阪で唯一のボブスマシン販売店の当店にご相談ください。
☆スイミングラダー
バスボートでお馴染みのサウザーのソルトウォーターボート、「SEA SOUTHER」。
17フィートで牽引免許不要のトレーラブルボート。このクラスでは最も安定感のあるボートで釣りはもちろんのこと、海上ピクニックやウェイクボードなどのトーイングスポーツも楽しめるマルチパーパスボート。
去年の春の試乗会に持ってきてもらって、大阪湾のボートシーバスシーンでも十分以上のポテンシャルを実感したおすすめのトレーラブルボートです。
オリバーズボート